うえはら歯科ブログ

乳歯と永久歯について

2019年1月22日 (火)

子どものころ抜けた歯を屋根に投げたり、枕の下に置いてみたりといろいろな経験があるかと思います。

そもそもなぜ人間の歯は乳歯と永久歯と分かれているのでしょうか?

 

今回は乳歯と永久歯の違いについて、そして歯に良いものをご紹介します。

 


乳歯とは?

 

乳歯は生後5~6ヶ月頃から生えてきて全部で20本あります。

永久歯に比べ表面のエナメル質が弱く、一度むし歯になると進行がとても早いのが特徴です。

小さい子供の歯のケアは大変ですが、虫歯になった乳歯をそのままにしておくと下にある永久歯の歯並びや歯の質に大きな影響を及ぼします。

 


永久歯とは?

 

永久歯は全部で28本あります。(親不知をいれると~32本)

だいたい6歳ころから生えはじめ12~14歳で生え揃います。

生え変わりが始まるころには、乳歯の下つまりあごの中でスタンバイしています。

生えたばかりの永久歯はまだ不完全で表面が荒く、酸にも弱いためしっかりケアが必要です。

 


そもそもなぜ歯は生え変わるの?

 

人間の歯はなぜ生え変わるのでしょうか?

これは人間だけではなく、ほとんどの哺乳類に当てはまります。

「二生歯性」といい、人生で2セット分の歯が生えてくるということです。

小さな子供は顎が小さく永久歯28本はとてもおさまりきりません。

そこで子供の骨格に合った歯が幼少期の間にだけ20本生え、顎の成長と共に強く頑丈な歯に生え変わる、という仕組みなのです。

 


デンタルフロスを使おう!

 

ご存知のとおり永久歯は生涯使う歯です。

うえはら歯科では、むし歯予防として基本中の基本の歯磨きに加えデンタルフロスを使うことをお勧めしています。

 

いくら良い歯ブラシを使っていてもやはり歯と歯の間の汚れまでは取れません。

またお口の中の健康は身体の健康へも繋がります。

今日くらい歯磨きしなくてもいいか・・。などと思わず、歳をとっても健康な身体と歯で食事を楽しむために1日1回を目標にデンタルフロスを使用しましょう。

 


こんな食品を食べよう!

 

最後に、歯に良いとされる食品をご紹介します。

どれも歯だけではなく身体全体の健康へつながるのでぜひ取り入れてみましょう。

 

・タンパク質

肉・魚・卵・豆製品

 

・ビタミンC

ほうれん草・みかん・ピーマン・トマト

 

・ビタミンA

豚レバー・人参・バター

 

・カルシウム

牛乳・ヒジキ・チーズ・イワシ

 

 

加工食品などには身体に悪いものが多く、歯の発育にも悪い影響を与えます。

栄養バランスの良い手作りの食べ物を乳歯のころから摂ることによって、健康な永久歯が作られることに繋がります。

 

 

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