🏌️‍♂️ジャンボ尾崎さんを偲んで──AONの時代とチームの力

2025.12.24

みなさんこんにちは。

お口の健康から全身の健康を創造する、

医療法人ユナイテッドうえはら歯科の上原亮です。

ジャンボ尾崎さんが逝去されたというニュースに、胸が熱くなりました。

昭和・平成のゴルフ界を代表するレジェンド。

まさに“ジャンボ”の名にふさわしいスケールの選手でした。

高校時代は甲子園球児として活躍し、プロ野球から転身してゴルフ界へ。

国内ツアー94勝、世界で113勝という前人未到の記録。

あの強烈なスイングと豪快な笑顔は、日本のゴルフシーンを変えました。

「AON」とは、青木功・尾崎将司・中島常幸の頭文字を取った黄金トリオ。

日曜の午後、テレビ画面に映る彼らの戦いは、まるで武士道のような緊張感がありました。

特に印象に残るのは、１９８８年日本オープンで青木、中島と３人で優勝争いをして、尾崎選手が優勝をかけたパットを前に、

緊張から仕切り直しを2回したあの場面。

その真剣な姿が、今でもまぶたに焼きついています。

ゴルフ中継を食い入るように見ていたあの頃、

先輩が持っていた「J’s」のクラブが羨ましくて、

中古ショップで必死に探して手に入れたのが、もう30年以上前の思い出です。

あの金色のロゴを握った瞬間、まるでジャンボの魂を握ったような気がしました。

そんなジャンボさんの弟子である佐久間朱里選手が、

今年ついに賞金女王に輝きました。

そのニュースを聞いて、師弟の絆と継承の力を感じずにはいられません。

師の教えが脈々と息づき、新たな時代を切り拓く。

それは、まさにチームの力の象徴です。

この日曜日、私は白竜湖カントリークラブでプレーします。

かつてポカリスエットオープンが開催され、

ジャンボ尾崎さんもそのフェアウェイを歩いた場所です。

緑の丘を吹き抜ける風の中で、

ジャンボさんの豪快なドライバー音を思い出しながら、

静かにクラブを握ろうと思います。

うちの歯科医院も、再来年で創立30周年を迎えます。

ジャンボ軍団のようなチームではありませんが、

一人ひとりが情熱と誇りをもって、患者さんの笑顔を支え続けてきました。

歴代の勤務医、研修医、歯科衛生士、歯科助手、受付スタッフ…。

それぞれの時代を支えたメンバーが、また再会できる日を楽しみにしています。

ジャンボ尾崎さんが築いた「個の力とチームの力の融合」。

その精神を、私たちも胸に刻みながら歩み続けます。

ジャンボさんはかつて、

「努力してない奴が夢を語るな」と言いました。

その言葉どおり、努力の天才だった彼の生き様。

それを思うと、私たちもまた、自分の“フェアウェイ”をまっすぐ歩かねばと思います。

ジャンボ尾崎さん、長い間、本当にありがとうございました。

そしてどうか、天国でも思いきりドライバーを振ってください。

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