「エスコンフィールドと2008年ニューオリンズでの学会で見た風景:野球と歯科医院の未来設計図」
みなさんこんにちは!お口の健康から全身の健康を創造する医療法人ユナイテッドうえはら歯科の上原亮です。
~歯科医院の改装と人材育成、ニューオリンズ・セドナの色彩から学ぶ~
昨年、老年歯科医学会の合間に、北海道北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOを訪れました。
新球場が完成してから全国で話題になっていましたが、実際に足を運んでみると、予想をはるかに超える感動がありました。
一歩場内に足を踏み入れると、そこは単なる「野球をする場所」ではなく、街そのものが球場の中にあるような空間。観客席やグラウンドだけでなく、レストラン、キッズスペース、イベントエリアが融合し、老若男女が楽しめる仕組みが詰め込まれていました。
「ここは野球を観戦するだけではなく、野球を核にしたEnterテーメント(エンターテインメント+エントランスの融合)なんだ」と思わず唸ってしまいました。
北広島と広島、そして日ハムとカープ
北海道日本ハムファイターズは、この新球場を拠点に再建を目指し、若手主体のチームで奮闘を続け今年は惜しくも2位でしたね?ファンとの距離を縮め、球団そのものが成長していく姿には学ぶところが多くあります。日本ハムは、パ・リーグ優勝と日本一に輝いた2016年以来の80勝超えとなる83勝でレギュラーシーズンを終了。貯金26でも優勝には届かず、新庄剛志監督は「何勝すりゃ優勝するんや。来年の目標は95(勝)ですね。そんぐらいせんと優勝できないから」と巨大な目標をぶち上げた。目標を勝利の数で数値化するのは素晴らしい!
当院も新庄監督を見習いもっと具体的な数値化を上げます。
北広島という地名には、広島県民として特別なシンパシーを感じます。実は明治期以降、広島から北海道への移住が盛んに行われた歴史があるのです。だからこそ、広島と北広島を結ぶ縁を勝手に感じながら球場を歩いていました。
個人的には、いつか日本シリーズで広島カープと日本ハムが激突する日を夢見ています。かつて大谷翔平投手と黒田博樹投手が投げ合った名勝負が再び蘇るような瞬間を、この目で見たいものです。
エスコンフィールドと歯科医院の共通点
エスコンフィールドの魅力は、最新の設備と柔軟な発想にあります。
歯科医院にたとえるなら、開業したばかりの最新設備を備えた医院です。
一方、私たち「うえはら歯科」は1990年代から地域に根差してきました。
正直に言えば、設備の新しさでは新規開業の歯科医院に見劣りする部分があるかもしれません。
しかし、当院の強みはそこにはありません。
私たちには**「人材と文化の積み重ね」**があります。
20年近く勤務するベテラン歯科衛生士が複数在籍
結婚・出産・育児を経て復職してくれるスタッフがいる
広島大学とのネットワークで若手人材を育成し続けている
これらは最新のユニットやCTでは手に入らない財産です。
人が育ち、文化が根付いていることこそ、うえはら歯科の最大の武器だと私は考えています。
歯科医院は「5年に一度の改装」で進化する
私にはもう一つこだわりがあります。
それは5年に一度、医院を改装することです。
理由は大きく二つあります。
一つは、常に新しい空気を取り入れ、患者さんに喜んでもらうため。
もう一つは、院長である私自身が医院に飽きないためです。
医院経営を長く続けていると、どうしても日常に慣れ、惰性になってしまう瞬間があります。
それを防ぐために、私は「医院のリニューアル」を自分への刺激、医院のリフレッシュとして取り入れてきました。
ニューオリンズから学んだ紫と緑のデザイン
直近の改装はコロナ前に行いました。
そのとき私は、2008年に参加したアメリカインプラント学会(AAID)ニューオリンズ大会での体験を思い出していました。
当時、私はポスター発表をするためにニューオリンズを訪れました。
街全体にあふれる音楽、歴史ある建物、そして印象的だったのが紫と緑を基調とした街の色彩です。
ジャズのリズムと街の色がシンクロして、心に強烈な印象を残しました。
この感動を医院に取り入れたいと思い、改装の際に紫と緑をアクセントカラーにしました。
待合室や診療室には柔らかい紫と緑を配色し、患者さんからは「落ち着く」「他の医院にはない雰囲気」と好評をいただいています。
医院そのものが音楽を奏でるような空間を目指したデザインです。
👉 インプラントページ
👉 ホワイトニングページ
次の挑戦は「セドナ」
そして今、私は次の医院改装に向けて夢を描いています。
そのテーマはアリゾナ州セドナです。
私は以前、アメリカインプラント学会でフェニックスを訪れた際、セドナに足を延ばしました。
赤茶色の大地と緑のコントラスト、自然と街の調和に深く感動しました。
特に印象的だったのは、**世界で唯一「緑色のマクドナルド」**があることです。
景観を守るため、象徴的な赤ではなく、緑の看板を掲げている。
自然との調和を最優先にする街の姿勢に感銘を受けました。
この体験から、私は次の医院改装を「茶色と緑のセドナ風デザイン」にしたいと考えています。
大地の落ち着きと自然の力を取り入れた空間で、患者さんが安心し、スタッフも誇りを持って働ける医院を作りたいと思います。
👉 訪問診療ページ
👉 衛生士求人ページ
設備に勝る「人の力と文化」
もちろん最新のCTやiTeroなど、デジタル機器を導入することも欠かせません。
しかし医院経営を続けてきて私が確信しているのは、最も大切なのは人と文化であるということです。
患者さんの健康寿命を支える長期的なメンテナンス
衛生士や歯科医師が成長できる教育体制
地域に信頼される文化を築くこと
エスコンフィールドのEnterテーメントも、建物だけではなく、そこに関わる人々の情熱や発想が生み出したものです。
同じように、うえはら歯科も設備に勝る「人と文化の力」で進化してきました。
終わりに
エスコンフィールドで感じた「最新と人の融合」。
ニューオリンズで得た「文化と色彩の感動」。
セドナで学んだ「自然との調和」。
これらすべての体験は、うえはら歯科の医院づくりの軸となっています。
いつの日か、広島カープと日本ハムが日本シリーズでぶつかり、野球が日本を熱狂させる日が来ることを願いつつ、私たちも「地域に感動を与える医院」であり続けたいと思います。
設備に勝るのは、人の力と文化の力。
そして未来の改装は、セドナの大地と緑を思わせる医院を夢見ています。
また当院は「ママとこどもの歯医者さん」グループに加盟しています。
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