うえはら歯科ブログ

食事と歯の関係性

2019年1月16日 (水)

みなさんはどんな食べ物が好みでしょうか?

固いもの、フワフワしたもの、モチっとしたもの、パリパリしたもの、いろいろな種類があるかと思います。

 

当たり前ですが、歯があるから食べ物が噛めて飲み込めます。

今回は食事と歯の関係性についてお伝えをしていきます。


咀嚼のメリット

 

食べ物をきちんと噛むと良いことがたくさんあります。

 

・食べ物の消化を助け、胃への負担を軽くする

・食べることへの満足感、食べ物の味をより味わえる

・異物の混入に気付ける。飲み込み防止

・お口の中を清潔に保てる。唾液が分泌され細菌の繁殖を抑えることができる。

・噛むことで脳への刺激になり、認知症予防、虫歯予防、大脳の動きを活性化

 

上記のように様々なメリットがあり、

人間が生活していく上で欠かせないものと言えます。


咀嚼を怠ると起こるデメリット

 

咀嚼を怠ると、

 

・咬み合わせが悪くなる、虫歯、歯周病、口内炎の原因に

・硬いものを避けるようになり、ビタミンや食物繊維が不足。栄養の偏り

 

等々、様々な弊害が生じます。

 

子どものころ「よく噛んで食べる」と教えられたことがあると思います。

これには深い訳があったのかもしれません。

 

噛むことを怠ると顎の咀嚼器官の機能が落ち、咬み合わせが悪くなったり、

唾液の分泌が減り口内の洗浄が十分にされず、虫歯や歯周病といった歯のトラブルが起こるようになります。

 

よく噛んでたくさん食べる、という基本は歯の健康の維持にも繋がっています。

 

歯の健康のためにはよく噛むことが大事だとわかりました。

では、歯に良い食べ物はどのようなものがあるでしょうか?

 


歯に良い食べ物とは

 

まず、丈夫な歯を作る成分には下記のような種類があります。

 

【丈夫な歯を作る成分】

・カルシウム

・ミネラル

・良質なたんぱく質

・ビタミンA、B、D

 

上記の栄養成分が含まれる食べ物は積極的に取るとよいでしょう。

 

また食物繊維の多いゴボウ、セロリなどは歯の表面の汚れを取ってくれます。

歯ごたえのある噛み応えの良い小魚や干物などは、よく噛むことで、顎の骨、筋肉を丈夫にしますし、唾液が分泌されお口を清潔に保てます。

 


歯に悪い食べ物は?

 

炭酸飲料や甘いお砂糖が多く入っている食べものは歯に良くありません。

ですが食べてはダメということではありません。

 

一番いけないのはそのあとケアをしないことです。

ダラダラ食べや歯磨きをしない事が一番歯にダメージを与えます。

 

食べた後口の中は酸性になります。

その酸が歯の表面を徐々に溶かし、細菌感染し、虫歯となります。

 

 

当然ですが、食事に歯は不可欠です。

 

健康な歯で、よく噛めてこそ体の健康と楽しい食生活が送れます。

歯が抜けると食べられる物が限られるだけでなく、食事が美味しく感じられなくなるという研究結果も発表されています。

 

入れ歯や差し歯など、今の医学技術は進歩していますが、やはり自分の歯には勝てません。

病気の予防や、味覚のため、体の健康のために食生活と歯のケアは大切にしましょう。

 

 

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