うえはら歯科ブログ

口の乾燥(ドライマウス)について

2019年1月4日 (金)

ドライマウスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これは文字通り、お口が乾燥する、という症状が起こるれっきとした病気です。

 

口の中が乾燥するだけでしょ?と思われる方も多いと思いますが、

お口の乾燥は実は非常に恐ろしい症状を引き起こしてしまう原因にもなりえます。

 

今回はその原因と対策について、説明をしていこうと思います。

 


ドライマウスの原因は主に4つ

 

ドライマウスの主な原因は、

 

①口呼吸

②噛む回数が少ないことによる唾液腺の機能低下

③薬の副作用

④シェーグレン症候群

 

です。

特に皆様になじみがないのは④のシェーグレン症候群でしょう。

シェーグレン症候群とは、唾液腺や涙腺に異常をきたすことで、涙や唾液が出にくくなり乾燥状態が続いてしまう病気です。

 

皆様に当てはまりやすい状態で考えると、①~③だと思います。

 

①口呼吸については、別の記事で詳細に説明をしております。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

www.口呼吸のブログのリンク

 

②噛む回数が少ないことによる、唾液腺の機能低下

 

こちらは、正しく対処をすることで、機能回復を図ることができます。

 

さらに細かい対策は3つ

 


どんな食事でもしっかりと噛んでから飲み込む

 

理想は一口食べたら30回は噛んでから飲み込むことができるとよいでしょう。

また、しっかりと噛むことは脳に血液を送ることにもつながります。

その結果、反射神経や記憶力・判断力が高まるともいわれております。


唾液腺をマッサージする

 

こちらは、耳の下・顎の下・舌の下にそれぞれ位置する唾液腺のマッサージになります。

どの位置にあり、どのようにマッサージをすればよいかは下記に動画でまとめています。

https://www.youtube.com/watch?v=A9z2JjrS3JI&t=4s&list=PLwMsr86btSm4_ojmaDs4pjcFbsdR0zpLA&index=12

マッサージを正しく行うことで、しっかりと唾液が出る体質に戻すことができます。


保湿剤を塗る

 

お口の中に保湿剤を塗る、ということは一般的ではなくイメージも付きづらいかと思います。

しかし、こまめに専用の保湿剤を使用することで、お口の中の衛生状態は良好に保つことができるようになります。

 

これら3つの対処法を活用することでドライマウスは防ぐことができます。

 

 

③薬の副作用

薬は唾液の分泌の副作用として大きく影響します。

特に複数の薬を同時に併用すると、唾液が出にくくなりドライマウスに繋がってしまうことが多くなります。

 

かといって薬の服用を止めるわけにはいきません。

このようなリスクがあることを踏まえて、部屋の湿度を保ったり、マスクをするなどしてご自身でできる対策を施しましょう。

 

 

ドライマウスには、様々な原因があります。

また、ドライマウスになってしまうと細菌が繁殖しやすいお口になってしまいます。

 

正しく原因を理解し、できる範囲から対策をとっていきましょう。

呉市の歯医者、うえはら歯科ではドライマウスでお悩みの方の来院も歓迎しております。

詳しくはお気軽にご相談くださいませ。

 

 

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