うえはら歯科ブログ

オーラルフレイルについて

2018年12月26日 (水)

オーラルフレイルという言葉を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。

今回は、今後の日本医療のキーワードとも言える、オーラルフレイルについて分かりやすく解説をしていきます。

 


オーラルフレイルとは?

 

オーラルフレイルとは

・お口の、という意味のオーラルという言葉と

・介護が必要な状況の一歩手前の状態、いわゆる虚弱という意味のフレイルという言葉

を掛け合わせた言葉です。

 

それぞれの意味を考えるとわかるかと思いますが、

オーラルフレイルとは、お口の機能が低下することによる、虚弱状態(身体機能の低下)のことを言います。

 


オーラルフレイルって?オーラルフレイルになると、どうなる?

 

一般的に、介護が必要といわれる状態になると、そこからの回復は難しいと言われております。

要介護までの流れとしては、「健康」⇒「フレイル」⇒「要介護」です。

このフレイル、いわゆる虚弱を引き起こすのが「オーラルフレイル」と言われています。

 

「オーラルフレイル」は

・食べられるもの、食べられないものが分かれることで、食生活の偏り始める

・活舌が悪くなる

・食べこぼしが増える

といった初期症状が発生します。

この状況を放置してしまうと、食事に対しての意欲が低下し、元気がなくなっていきます。

 

結果として、「フレイル」を引き起こし、要介護状態へと歩を進めてしまうのです。

 

 


オーラルフレイルにならない為には?

 

お口の健康に気を使うだけではオーラルフレイルは予防できません。

虚弱状態を回避するためには、まずは孤独になることを避けることです。

 

社会と交わり、人とコミュニケーションをとらなくなると口数が減り、オーラルフレイルに陥る可能性が高まります。

また、    定期的に運動を行うこともオーラルフレイル予防に大きく貢献します。

 

もちろん定期的なお口のケアや正しい食事管理は必須です。

 

上記のような対策をとることで、オーラルフレイルは予防することができます。

 

 


オーラルフレイル予防の重要性

 

通常要介護状態になると、そこから健康な状態に元に戻ることは難しいです。

しかし、オーラルフレイル状態からは、健康状態に戻ることが可能です。

身近な人に、フレイル状態が疑われる方がいる方は、特に気を付けてください。

 

その状態は、最後の警告状態であると考え、少しずつでも状態が良くなるように、

コミュニケーションや食事管理を始めていきましょう。

 

そして、お口の健康の重要性を理解し、お口のケアを促してあげましょう。

 

もし、

・食事が難しい。

・痛くて噛めないものがある

という方がいらっしゃるようであれば、

入れ歯の再制作も検討するべきです。

 

呉市の歯医者、うえはら歯科では、噛める・痛みの出にくい入れ歯も取り扱っております。

詳しくは下記ページをご覧ください。

https://www.u-d-c.jp/dentures/

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