ブリッジが壊れたあの日、私は決意した。定年後の再出発を支えたインプラント治療 | 呉市の歯医者さんなら うえはら歯科呉総合歯科矯正歯科~ママとこどものはいしゃさん併設~
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ブリッジが壊れたあの日、私は決意した。定年後の再出発を支えたインプラント治療

ブリッジで失ったもの――後悔の始まり

「仕事が落ち着いたら、しっかり歯を治そうと思っていたんです。」

みなさんこんにちは!お口の健康から全身の健康を創造する医療法人ユナイテッド理事長上原亮です。本日はある患者さんの話を紹介します。

65歳の男性Aさん(仮名)は、定年退職後に再就職を果たした元会社員。

若い頃に虫歯で奥歯を1本失い、当時の歯科医院で「ブリッジにしましょう」と勧められました。

両隣の健康な歯を削って土台にし、人工歯を橋のように固定する治療。

見た目も悪くなく、短期間で終わったため、Aさんは満足していました。

しかし10年後、その支台となっていた歯がしみるようになり、

やがて大きな痛みとともに歯が割れてしまったのです。

「まさか支えの歯がダメになるなんて…。健康だった歯を削ったことを後悔しました。」

支台歯を失ったことでブリッジは外れ、結果的に3本の歯を失うことに。

そこからAさんの“リスタート”が始まりました。


インプラントを知る――再出発のための決断

「もう削る歯がない。このままだと噛む力も落ちる…」

不安を抱えながら訪れたのが、うえはら歯科呉総合歯科矯正歯科でした。

カウンセリングで説明を受けたのが、インプラント治療

「骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する」――聞けば聞くほど理にかなった方法でした。

Aさんはこう語ります。

「隣の歯を守れること、しっかり噛めること、そして見た目も自然。

もう一度、好きなステーキを噛みしめたいと思いました。」


インプラントの仕組みと流れ

インプラント治療は、人工歯根(チタン製)をあごの骨に埋め込むことで、

まるで自分の歯のような安定感を得られるのが特徴です。

  • ステップ①:CTで骨や神経を立体的に診断

  • ステップ②:人工歯根を埋入し、数か月かけて骨と結合

  • ステップ③:アバットメント(支台)と人工歯を装着

Aさんの場合は、**静脈内鎮静法(セデーション)**を併用して手術を実施。

「眠っているような感覚で、まったく怖くなかった」と語ります。

インプラントサイト


ワンデイインプラントと安心の体制

うえはら歯科では、条件が整えば“その日から噛める”ワンデイインプラントにも対応。

CT・サージガイド・麻酔管理を組み合わせた安全体制を整えています。

「手術の日、先生もスタッフの方もとても落ち着いていて、

こちらも安心して任せられました。」


退職後の新しい人生とともに

半年後、Aさんはこう笑顔で話してくれました。

「今は再就職先でもランチを楽しく食べられます。

自分の歯のように噛めるし、しゃべりやすい。

健康のありがたみを本当に感じます。」


ブリッジ・入れ歯との比較から学んだこと

ブリッジも入れ歯も、それぞれにメリットはあります。

しかし、**「残っている歯を守りたい」「長く快適に使いたい」**という方には、

インプラントが有力な選択肢になるでしょう。

治療法主な特徴注意点
インプラント噛む力が強く、見た目も自然。隣の歯を削らない。手術が必要。費用は自費。
ブリッジ短期間で治療可能。健康な歯を削る。支台歯の寿命が短くなる。
入れ歯保険適用で費用を抑えられる。違和感・ズレ・噛む力の低下。

最後に:歯を失ったときに後悔しないために

Aさんのように「支台の歯を失ってから後悔する」ケースは少なくありません。

大切なのは、治療の前に“長期的な視点”で考えること

インプラントは“高い買い物”ではなく、“健康の投資”です。

ブリッジや入れ歯との違いを理解し、納得したうえで選ぶことが何より大切です。

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