「食べる喜びを守る ― NHK大河ドラマ「べらぼう」歌麿と妻の物語に学ぶ歯科医療の死生観」
芸術と医療の共鳴 ― 一本の歯に込める魂
みなさんこんにちは。
お口の健康から全身の健康を創造する、医療法人ユナイテッドうえはら歯科の上原です。
最近、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』をご覧になった方も多いのではないでしょうか。特に絵師・喜多川歌麿とその妻・きよの物語には、心を揺さぶられた方も少なくないと思います。
病に侵されながらも互いを見つめ合い、絵師として、夫婦として「命を描こう」とする姿は、ただの時代劇を超えて、人間の生き方そのものを問いかけてきます。
実はこの「芸術と命の共鳴」というテーマは、私たち歯科医師の仕事にも通じる部分があるのです。
一本の歯を作品のように
歌麿が愛する妻の姿を描き続けたように、私たち歯科医師もまた、患者様のお口を芸術作品のように見つめます。
インプラント治療では、骨と人工歯根の精密な適合や噛み合わせの調整、セラミックの色合いまで、一筆一筆を描くように仕上げていきます。
セラミック
歯周病の治療やメンテナンスも同じです。衛生士が行うSPT(サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)は、ただ汚れを落とすだけでなく「未来の健康を守るための仕上げ作業」として行っています。
歯は単なる器官ではなく、人生を彩る大切な“作品”。だからこそ私たちは、一本の歯にも魂を込めて治療に臨んでいます。
「食べられる幸せ」が人生を変える
90歳を迎えた患者様が、18年前に当院で入れたインプラントを使って「今も何でも食べられるよ」と笑顔で話してくださいました。
車の運転は免許返納でできなくなったけれど、公共交通機関を使って遠くからでも来てくださったのです。
「食べる喜び」は人を元気にし、人生の質を大きく左右します。
芸術が心を豊かにするように、歯科医療も人生を豊かにします。お口の健康が、健康寿命を延ばす大切な鍵であることを、私たちは日々の診療で実感しています。
訪問診療 ― 最期まで支える医療
歌麿と妻・きよの物語には、「誰かに見てもらえることの大切さ」が描かれていました。
現代において、その役割を担うのが訪問診療です。
寝たきりや通院が難しい方のもとへ歯科医師や歯科衛生士が伺い、口腔ケアや入れ歯の調整を行います。
「まだ食べられる」「まだ話せる」
その実感を持てることは、何よりの生きる力になります。
私たちは“最期まで診る”ことを大切にし、患者様とご家族に寄り添い続けます。
芸術と医療の共通点
芸術家がモデルを愛し、命を描くように。
歯科医師もまた、患者様の人生を想いながら治療を行います。
一本の歯を芸術のように仕上げる
健康寿命を支えるインプラント治療
人生の最期まで寄り添う訪問診療
これらはすべて「魂を込める仕事」であり、芸術と医療は実は同じ根っこを持っているのかもしれません。
まとめ ― あなたの人生を共に描く
『べらぼう』の歌麿と妻・きよの物語は、愛と死生観の象徴でした。
私たちが患者様と向き合うときも同じです。
「ただ治す」だけではなく、「その人らしい人生を支える」。
それが、私たちが魂を込めて行う歯科医療の使命です。
もしお口のことでお困りのことがあれば、どうぞ気軽にご相談ください。
私たちは、あなたの人生の一部を一緒に描いていく存在でありたいと願っています。
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