青島俊作、再び走る!──変わらない情熱と進化する現場に学ぶ、歯科チームの在り方 |
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青島俊作、再び走る!──変わらない情熱と進化する現場に学ぶ、歯科チームの在り方

緑のコートの男が帰ってきた

「レインボーブリッジ、封鎖できません!」

この名台詞を覚えている人も多いのではないでしょうか。

そう、あの『踊る大捜査線』シリーズが、14年ぶりにスクリーンに帰ってきます。主演はもちろん織田裕二さん。57歳となった彼が、再び“青島俊作”として新宿の街を駆け抜けたのです。

雨の新宿で撮影が始まり、彼が登場した瞬間に雨が上がったという逸話も“青島らしい奇跡”。

まるで「現場に奇跡を起こす男」が本当に存在するような、そんな空気感。

このシリーズの魅力は、正義感とユーモア、そして“人間らしさ”の共存でした。


理想と現実のギャップ、それでも走り続ける

青島刑事は、脱サラして警察に飛び込んだ異色の刑事。

理想の職場を夢見ていたのに、待っていたのは上層部の理不尽や組織の矛盾。

それでも彼は、いつも現場で泥だらけになりながら「正しいことをする」ために走り続けました。

この姿勢、どこか医療現場にも似ています。

理想を描いて開業しても、現実は想像以上に厳しい。

スタッフの育成、患者さんとの信頼関係、行政との調整……。

“歯科医院経営”も、まさに「現場がすべて」のドラマです。

それでも私たちは走り続ける。

なぜなら、そこに「笑顔の患者さん」がいるから。

青島が「被害者のため」に動いたように、私たち歯科医療従事者も「患者さんのため」に動く。

それが仕事であり、誇りです。

世界陸上で響いた「大好きだぜ!」

そんな青島の魂を持つ男が、今年の秋も日本中を熱くしました。

世界陸上・男子110メートルハードル決勝で、村竹ラシッド選手が5位に入賞。涙を流す彼に寄り添ったのは、TBSの石井大裕アナ。

元テニス選手でもある石井アナは、言葉少なに、選手と同じ目線に膝を折り、そっと背中に手を添えました。

その姿に、日本中がもらい泣きしました。

そして中継に映し出された織田裕二さんが、涙をこらえながら放った一言。

「いやー、本当に良い日本人がいましたね。大好きだぜ!」

この“たった一言”が、国民の心を震わせたのです。

SNSでは「織田裕二の『大好きだぜ!』で泣いた」「言葉に力がある」「あの一言に救われた」と称賛の声があふれました。


変わらない情熱 × 進化する世界

今回の映画タイトルは『N.E.W.=Next Evolution World(進化した世界)』。

この言葉には、令和の医療にも通じる深いメッセージがあります。

技術もシステムも日々進化しています。

私たちの現場でも、CT・マイクロスコープ・iTeroなどのデジタル機器が当たり前になりました。

紙カルテがデジタル化され、AIが診療補助を行う時代。

それでも大切なのは「人の心」と「現場力」。

青島刑事も、最新のテクノロジーを駆使するわけではありません。

彼の武器は、情熱と人間関係。

現場で汗をかき、相手の目を見て話す。

まさに“人間の温度”が強さになるのです。


「変わらないこと」と「進化すること」の両立

青島はこう言いました。

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」

この言葉は、今も歯科医院に響きます。

どれだけ理論を学んでも、現場で患者さんと向き合う力がなければ意味がない。

その一方で、進化を止めてはいけない。

学び続け、チームで成長することこそ、真のプロフェッショナルです。

当院でも、スタッフが自ら学び、互いに教え合う文化を大切にしています。

歯科衛生士がSPTの技術を磨き、ドクターがインプラント技術を共有し、受付が患者心理を学ぶ。

これもひとつの“湾岸署チーム”のようなものです。


「笑って泣ける」現場をつくる

『踊る大捜査線』は単なる刑事ドラマではありません。

人間ドラマであり、チームの物語です。

そして本広監督が今回語ったテーマは「つないでいく人の物語」。

歯科医院経営も同じです。

先代から次の世代へ。

ベテラン衛生士から若手スタッフへ。

“想い”をつないでいくことが、医院の本当の価値をつくります。

診療の現場で、時に涙し、時に笑う。

患者さんの人生に寄り添うその瞬間が、まさに「笑って泣けるエンターテインメント」なのです。


最後に──私たちの「踊る」は続く

織田裕二さんは「肩肘張らずにやりたい」と語っています。

この言葉にも大きなヒントがあります。

私たち医療者も、完璧を求めすぎず、自然体でいい。

患者さんとの信頼は、型にはまった診療ではなく“心の通い合い”から生まれます。

青島俊作が現場を走るように、私たちも日々の診療という現場で走り続ける。

それぞれの“湾岸署”で、それぞれの“踊る”を続けていくのです。

──THE DENTAL LEGEND STILL CONTINUES.

(歯科の伝説も、まだまだ続く!)


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