AKBの握手会に学ぶ、歯科医院ブランディングの新戦略 ―「推される医院」になるために
みなさんこんにちは。
お口の健康から全身の健康を創造する
医療法人ユナイテッドうえはら歯科の上原です。
🎤 AKB握手会に再び人が集まった理由
先日、AKB48のOGを含めた「握手会」が久々に開催されました。
SNSでは「懐かしい!」「推しに会えて涙が出た」といった投稿があふれ、長年のファンが再び集結。
あの現象は単なるアイドルイベントではなく、「体験型マーケティング」の極致です。
彼女たちはステージ上の存在でありながら、握手会という“リアルな接点”を持つことで、ファン一人ひとりに「自分を覚えてくれている」という感情を生み出しました。
つまり、“自分だけが特別”と感じる瞬間を提供し続けたのです。
🦷 歯科医院にも「推し」は存在する
実はこの「推し文化」、歯科医院にも通じるものがあります。
患者さんがSNSやGoogle口コミで「◯◯先生がとても丁寧だった」「衛生士の△△さんが優しかった」と投稿するのは、
まさに“推しコメント”です。
人は「誰かにケアしてもらう」行為を通して、信頼や愛着を形成します。
その感情の積み重ねが、リピートや紹介につながる。
つまり「推しメン=信頼の象徴」と言い換えてもよいでしょう。
💡 握手会の構造=患者体験の設計図
AKBの握手会は、実は「顧客体験設計(CX design)」として完璧です。
項目 | AKBの握手会 | 歯科医院 |
---|---|---|
接点 | 握手というリアルな体験 | 診療・説明・メンテナンス |
ファンとの距離 | 数十秒でも直接の会話 | 1対1の信頼関係 |
継続の仕組み | 推し続ける=投票・グッズ購入 | 継続通院・定期メンテナンス |
記憶の残し方 | サイン・写真・SNS | 定期便・LINE配信・院内掲示 |
感情価値 | 「また会いたい」 | 「また行きたい」 |
握手会は、ファンがアイドルに会いに行く場。
歯科医院は、患者が健康と安心を求めて“先生に会いに行く場”です。
どちらも「体験」と「感情」で動いています。
👥 「推し医院」になるためのブランディング3原則
① “誰がやっているか”を明確にする ― 個の魅力を出す
AKBではメンバーごとにキャッチコピーがありました。
「泣き虫キャプテン」「釣り師」「バラエティ女王」など、個性がファンの記憶に残る。
歯科医院も同じです。
「インプラントの上原先生」「ホワイトニングの◯◯衛生士」「訪問の□□さん」など、顔が見えるチーム医療がファンを生みます。
→【内部リンク:インプラントページ】
→【内部リンク:訪問診療ページ】
② “会える距離”を保つ ― オープンな情報発信
AKB劇場は「いつでも会える場所」。
歯科医院も“いつでも相談できる場所”を可視化することが重要です。
SNSで院内イベントや学会発表の様子を紹介
院長やスタッフの「人となり」をブログで発信
患者さんの声を共有(プライバシー配慮の上で)
「どんな人が治療してくれるのか」がわかると、来院のハードルは一気に下がります。
これが“ファン化”の第一歩です。
→【内部リンク:求人ページ】
③ “卒業”の文化を前向きに
AKBでは、メンバーが卒業しても「OGイベント」で再会が生まれます。
この“つながりが切れない仕組み”は、歯科医院にも応用できます。
引っ越し・転勤で通院できなくなっても、SNSで健康情報を届ける
定期検診を「卒業」ではなく「次のステージ」として紹介
出産・育児後に復帰するスタッフを温かく迎える文化づくり
離れても戻れる場所。
それが**“一生推される医院”**です。
💬 OGイベントの心理と「懐かしさマーケティング」
今回のAKB握手会では、前田敦子さんや高橋みなみさんなどOGの参加が話題になりました。
人は“初期の推し”や“思い出”に強く惹かれる傾向があります。
心理学では「ノスタルジア効果」と呼ばれ、安心感・幸福感を高める要素です。
歯科医院で言えば、
「20年前にうえはら先生に治療してもらったけど、まだ覚えてくれてた!」
という瞬間に近い。
長年通う患者さんの記憶は、“医院の歴史”そのもの。
そこに寄り添う発信こそが、世代を超えたブランディングです。
📈 データで見る「ファン型ブランディング」の成果
近年のマーケティング研究によると、
ファン化した顧客(ロイヤルカスタマー)は、平均で以下の成果をもたらすとされています:
来院頻度:1.8倍
紹介率:2.3倍
価格抵抗感:30%低下
口コミ投稿率:5倍
つまり、「推し」をつくることは、広告費を抑えつつ自然な口コミ循環を生む最強の戦略です。
🧩 うえはら歯科が目指す「リアル×デジタルの握手会」
当院でも、診療現場とオンラインの両方で“会える距離”を意識しています。
初診前カウンセリングをLINEやZoomで実施
治療後アンケートをスタッフ全員で共有
SNS・ブログで患者さんの声を発信
定期検診の案内を「あなた専用メッセージ」で送信
これらはすべて、デジタル時代の“握手”です。
画面越しでも伝わる信頼関係を育て、リアルの来院へとつなげています。
🏁 結論:「推される医院」になるとは
AKBがファンに支持された最大の理由は、
「全力で努力する姿を見せたこと」。
歯科医院も同じです。
完璧な設備や広告よりも、患者さんに寄り添う姿勢が何よりのブランド資産になります。
「また上原先生に会いたい」
「衛生士さんの笑顔が安心する」
その言葉こそ、歯科医院にとっての“センター獲得”なのです。
また当院は「ママとこどもの歯医者さん」グループに加盟しています。
ままとこどものはいしゃさん YouTube
うえはら歯科ではWEB予約を承っております
下記をクリック↓
うえはら歯科WEB予約
またうえはら歯科では予防医療をお手伝いしてくれる歯科衛生士を募集しております。現在8名の衛生士が在籍しております。
衛生士の仕事を探しておられる既卒の衛生士さん、今衛生士学校の学生で将来衛生士になられる学生さん
まずは見学からいかがですか?
うえはら歯科就職サイト
きょうもご覧いただきありがとうございました!