新選組と歯の健康 〜永倉新八の最期から学ぶこと〜 | 呉市の歯医者さんなら うえはら歯科呉総合歯科矯正歯科~ママとこどものはいしゃさん併設~
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新選組と歯の健康 〜永倉新八の最期から学ぶこと〜

みなさんこんにちは!

お口の健康から全身の健康を創造する

医療法人ユナイテッドうえはら歯科の上原亮です。

今日は少し趣向を変えて、歴史上の人物と「歯」のお話をしてみます。

歴史好きの方、そして歯の健康に関心のある方、ぜひ最後までお読みください。


新選組とその仲間たち

幕末を語る上で欠かせない存在――それが新選組です。

局長の近藤勇、副長の土方歳三、一番隊隊長の沖田総司といった有名な面々は、ドラマや映画でも何度も取り上げられてきました。

 

土方歳三イケメンですね?

その中で比較的長生きをしたのが、二番隊隊長・永倉新八と、三番隊隊長・齋藤一です。

  • 齋藤一は、会津戦争の後に投降し、のちに警視庁に勤め、72歳で生涯を閉じました。

  • 永倉新八は75歳まで生き、孫と映画を楽しむなど、時代の移り変わりを肌で感じながら人生を全うしました。

激動の幕末を生き抜いた彼らが、他の隊士と比べて長生きできたのは、それだけでも驚きですよね。

真ん中の白髭の人が永倉新八


永倉新八の忠義と葛藤

永倉新八は池田屋事件でも奮闘し、近藤・土方と共に戦った忠義の士でした。

しかし一方で、近藤勇や土方歳三と意見がぶつかることも多く、最終的には袂を分かつことになります。

それでも投降後は不思議と寛大な処置を受け、松前藩の藩医の娘と結婚し、剣道師範として穏やかな余生を過ごしました。

時代に翻弄されながらも、自らの居場所を見つけ直し、家族と過ごす人生を選んだ――。

その姿勢は、現代を生きる私たちにも学ぶ点があるように思います。


永倉新八を襲った意外な死因

さて、ここで驚くべき事実があります。

永倉新八の死因は――なんと 歯槽膿漏(しそうのうろう) だったのです。

現代の歯科用語では「根尖性歯周病」に近い状態。

つまり虫歯が進行し、歯ぐきの奥深くにまで感染が及び、やがて全身に細菌が回って敗血症を引き起こしてしまったのです。

当時は抗生物質もなく、治療法も限られていました。

もし現代のように歯科衛生士による定期的なメンテナンスや、適切な口腔ケアが行われていたなら――永倉新八はもっと長生きできたかもしれません。


「お口の健康は全身の健康」

このエピソードから私たちが学べることはシンプルです。

お口の健康は全身の健康に直結するということ。

歯周病は単なる歯ぐきの病気ではありません。

最近の研究では、歯周病菌が動脈硬化や糖尿病、心臓病、さらには認知症にまで影響を及ぼすことが明らかになっています。

つまり、日々の歯磨きや定期的な歯科医院でのケアは、寿命や生活の質を大きく左右する大切な習慣なのです。

歴史の英雄であっても、歯の病気からは逃れられなかった――。

そう考えると、今私たちに与えられている「予防のチャンス」を活かさない手はありません。


うえはら歯科が大切にしていること

広島県呉市にある医療法人ユナイテッドうえはら歯科では、予防に力を入れています。

  • 歯科衛生士による専門的なメンテナンス

  • 患者さん一人ひとりに合わせたセルフケア指導

  • 長期的に安心して通える環境づくり

これらを徹底することで、「生涯自分の歯で噛める人生」をサポートしています。

幕末の剣豪たちが守れなかった健康を、私たちは現代の医療で守ることができる。

それはとても尊いことだと考えています。


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まとめ

新選組二番隊隊長・永倉新八の最期は、意外にも「歯の病気」によるものでした。

歴史を振り返ると同時に、私たちは改めて 歯の健康の大切さ を実感します。

彼のエピソードを教訓に、現代に生きる私たちは「予防歯科」という最強の武器を手にしています。

定期的なケアで健康寿命を延ばし、人生を最後まで楽しむ。

歴史から学び、未来を変える――それが私たちの使命です。

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