🦷インプラント・ブリッジ・入れ歯の違いと、うえはら歯科が推奨する埋入時期 | 呉市の歯医者さんなら うえはら歯科呉総合歯科矯正歯科~ママとこどものはいしゃさん併設~
うえはら歯科ブログ BLOG

🦷インプラント・ブリッジ・入れ歯の違いと、うえはら歯科が推奨する埋入時期

みなさんこんにちは!お口の健康から全身の健康を創造する医療法人ユナイテッド理事長上原亮です。私は日本口腔インプラント学会の専門医で、AAID(アメリカインプラント学会)のフェロー(指導医)です。患者さんからよく聞かれるインプラントってどんなもの?について解説します。

歯を失ったとき、見た目や噛む力を補う治療法として「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」があります。それぞれに仕組みや費用、耐久性などの違いがあり、選択によって日常生活の過ごし方やケアの方法にも影響します。中でもインプラントは、複数ある治療法の中でも検討されることの多い選択肢の一つです。

他の治療法との違いや特徴をあらかじめ理解しておくことが大切です。今回は、インプラントの基本的な特徴と、ブリッジ・入れ歯との違いについて、解説します。


1. インプラント治療の仕組みと特徴

インプラント治療は、失った歯の代わりに人工の歯根をあごの骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。噛み心地や見た目の回復を目指せる点が特徴です。

  • 構造:インプラントは「人工歯根(インプラント体)」「支台部(アバットメント)」「人工歯(上部構造)」の3つの部位から成り立っています。チタン製の人工歯根が骨と結合することで固定されます。

  • 治療の流れ:まず歯ぐきの中にインプラント体を埋め込み、骨と結合するまで数か月待ちます。その後、支台部と人工歯を取り付けます。全体の治療期間は3〜6か月程度が目安です。

  • 噛む力と見た目:骨に直接固定されるため噛みやすく、人工歯は周囲の歯に合わせて自然に仕上げられます。

  • 周囲の歯への影響:隣の歯を削る必要がないため、自分の歯を守りながら治療が可能です。

天然歯と同様に、毎日のブラッシングや定期的なメンテナンスが欠かせません。


2. インプラントとブリッジ・入れ歯の違い

治療法主な特徴メリット注意点
インプラント骨に人工歯根を埋め込み固定噛みやすく自然な見た目外科処置・自費治療・定期管理が必要
ブリッジ隣の歯を削り橋渡し構造で固定手術不要・短期間で治療可能支えの歯に負担・むし歯リスク
入れ歯取り外し式・幅広く対応費用が抑えられ清掃しやすい違和感やズレ、定期調整が必要

それぞれに利点と注意点があり、ライフスタイルや希望によって適した方法は異なります。


3. 自分に合った治療を選ぶために

治療の目的(噛む・見た目・費用)を明確にし、見た目や噛み心地、ライフスタイルとの相性を考慮することが大切です。

当院では、歯科用CTを活用して骨の厚みや神経の位置を正確に把握し、患者さんごとに最適なプランをご提案しています。


4. 当院の特徴:精密診断とリラックスできる治療環境

他院で「骨が足りない」と言われた方もお気軽にご相談ください。

無料カウンセリングで、現状の骨量・治療の選択肢を丁寧にご説明いたします。

インプラント無料相談はこちらから→WEB予約

歯を失ったあとにする治療法の1つとしてインプラントが選択されますが、歯を抜いたあとインプラントをする場合ですが、いつするのが効果的なんでしょう?

①歯を抜くと同時にインプラントを埋入する抜歯即時インプラント タイプ1 23年前から推奨する師匠に師事しやってきました。かなり良好な結果がでています。術者の技量によって適応症が比較的限られます。

②抜歯して1~2か月で行う抜歯早期インプラント タイプ2 歯を抜いた後粘膜が治癒した時期に行う

③抜歯して3か月以上6ヵ月未満で行う抜歯待時インプラント タイプ3

④抜歯して6カ月以上経過して骨が成熟して行う通常埋入  タイプ4  かつてはこれでした


✅ 結論:ITIタイプ2(抜歯後1〜2か月埋入)が最も骨ができやすい

インプラント治療はタイミングによって骨の治癒状態が異なります。

ITI(International Team for Implantology)の分類では、抜歯後1〜2か月で行う「タイプ2埋入」が最も骨が形成されやすく、長期安定に優れていることが報告されています。

うえはら歯科では、このタイプ2のタイミングでの埋入を推奨しています。ですが、患者さんの状況に応じて①も結構の頻度でやってます。

ITI(International Team for Implantology)の分類では、抜歯後のインプラント埋入には4つのタイミングがあり、骨の再生と軟組織の治癒のバランスが取れた時期に手術を行うことで、長期的な安定性と審美性を両立しています。

CTによる精密診断と、症例に応じた治癒期間の見極めを行い、安全で確実なインプラント治療を提供しています。



抜歯直後の炎症を避けつつ、骨と歯ぐきの回復が進んだ時期を見極めて埋入することで、

「骨がしっかりできる」「審美的に自然」「長く持つ」治療を実現しています。

うえはら歯科
ブログ
WEB予約 矯正相談 タップで
電話する