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今こそ “身体のピーク” をつくる ― 中村天風の食哲学 × 大谷翔平の“今” × 広岡達朗の人間力 ―

みなさんこんにちは!お口の健康から全身の健康を創造する医療法人ユナイテッド理事長上原亮です。

WBC参戦、大谷翔平の「今こそピーク」

WBC参戦を決めた大谷翔平!、まさに“人間のピーク”を体現していました。

投打二刀流で世界を驚かせただけでなく、その姿勢、メンタル、コンディショニング――どれも完璧なバランス。

大谷翔平は自分でもそういっているように、野球評論家の広岡達朗氏も、最近の記事の中で「大谷は今がピークだ」と語っています。

ただ、彼の言葉には“今が最高潮だからこそ、心身を崩さない生き方をせよ”という含蓄がありました。


厳しくも温かい、広岡達朗という人間像

広岡氏といえば、現役・監督時代を通して**“規律と知性の人”**という印象が強い。

麦飯推奨などいろいろありましたね?

ストイックだったからこそ90歳を過ぎた今もご健在なんでしょう。

そんな広岡氏は、選手時代は常に理論を重んじ、コーチや監督としても妥協を許さなかった人物です。

華のある長嶋さんとの三遊間、対照的ですね。

しかし、そんな彼にも意外な人間味あふれる逸話があります。

広島カープでコーチを務めていた時代、選手たちに「禁酒令」を出していた広岡氏。

それは、身体を整え、戦う準備を怠らないための“愛のムチ”でもありました。

ところが――

衣笠祥雄選手がタイトルを取った夜、広岡氏は誰もいないロッカールームで、

「よく頑張ったな」と小声で言いながら、衣笠選手に缶ビールを1本だけ手渡したというのです。

厳格な表の顔と、深い愛情を持つ裏の顔。

このエピソードにこそ、「本物の指導者とは何か」が凝縮されています。


中村天風が説いた「食と心」の本質

大谷翔平が心身を整えるように、中村天風もまた「食」と「心」の調和を重視した人物です。

彼はヨーガ行者として、肉体・精神・魂の一致を追求し、「真の健康は心の持ち方と食にある」と説きました。

『錬身抄』にはこう書かれています。

「健康の秘訣は、腹八分と笑顔にある。人は食べすぎ、考えすぎ、恐れすぎて病む」

天風の食哲学は、植物性中心・自然食・空腹と食欲の区別など、現代の予防医学にも通じる内容です。

“身体を清く保つ”という考えは、血液やリンパの流れを整え、心を軽くする。

つまり、食とは心のメンテナンスでもあるのです。


歯科医療と「食育」――身体のピークを支える現場から

当院でも、この天風哲学をベースにした「食育アプローチ」を実践しています。

私たちは、噛む・飲み込むといった機能面だけでなく、

**“何を・どう食べるか”**が全身の健康を決めると考えています。

たとえば:

  • 野菜・果物中心の食事指導で、抗酸化力を高める

  • よく噛む習慣を身につけ、唾液による免疫サポートを強化

  • 水分摂取とリズム食の提案で代謝を整える

  • 食と姿勢・咀嚼筋の連動を可視化し、筋電図で噛み癖を改善

これらはすべて、「歯科を通じて全身の健康をデザインする」取り組みです。

天風が唱えた“心身の統一”を、私たちは科学と臨床の融合で現代に再現しています。


“今がピーク”を続ける生き方

大谷翔平のような世界的アスリートでさえ、ピークを維持するために「日々の習慣」を徹底しています。

それは一瞬の頂点ではなく、**“続くピーク”**をつくること。

広岡達朗氏のように、厳しさの裏に愛情を持ち、

中村天風のように、心と身体の調和を求め、

私たちも「食」と「お口の健康」を通じて、日常のピークを支える存在でありたい。


結び:未来の“自分のピーク”に投資しよう

「ピーク」は偶然ではなく、選択の積み重ねです。

一日一日の食事、習慣、呼吸、そして“噛む”という行為のすべてが、未来の健康を形づくる。

当院は、治療だけでなく、予防・栄養・心のケアを一体化した歯科を目指しています。

どうぞあなたも、“今”を最高の状態に育てていきましょう。

私たちはその隣で、全力でサポートします。

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