💛もう心配しないで|歯科医が教える“指しゃぶり卒業”のやさしいステップ
🍼はじめに
こんにちは。医療法人ユナイテッドうえはら歯科の上原亮です。
お子さんの指しゃぶり、気になりますよね。
「いつまで続けていいの?」「歯並びが悪くならない?」と心配されるお母さんも多いと思います。
実は、3歳までは指しゃぶりは自然な発達行動。
安心感を得るための大切なステップなんです。
今日は、歯科医の立場から「安心できるやめ方」と「歯並びへの影響」についてお話しします。

👶 指しゃぶりは成長のサイン
赤ちゃんは胎内にいる時から指をしゃぶっています。
これは「安心」と「自己調整」の行動で、
心の安定と感覚発達に欠かせません。
💡3歳までは無理にやめさせなくて大丈夫
指しゃぶりは「ママ、安心してるよ」というサインでもあります。
この時期に焦ってやめさせると、逆に情緒が不安定になることも。
お母さんが温かく見守ることが、一番のサポートです。
🦷 4歳を過ぎても続く場合の注意点
4歳以降も続くと、歯や顎の発達に影響が出ることがあります。
上の前歯が前に出る(出っ歯)
上下の前歯の間に隙間ができる(開咬)
上顎がV字型に狭くなる(歯列狭窄)
これらは噛み合わせや発音にも関係してきます。
もし気になる場合は、早めに小児矯正を専門にしている歯科にご相談ください。
👉 成長に合わせたやさしい矯正は、当院の[小児矯正ページ]をご覧ください。
この時期の受け口は早く治した方がいいです。
以下の当院のサイトを参照 治療例
🌈 やさしくやめられるステップ
1️⃣ 叱らない・比べない・安心を与える
指しゃぶりは安心行動。
不安な気持ちを取り除けば、自然と回数が減っていきます。
寝る前のスキンシップ
絵本や音楽でリラックス
「ぎゅっ」と抱きしめる安心感
「ダメ!」ではなく、「お口をキレイにしておこうね」と前向きな言葉に変えましょう。
2️⃣ 成功体験をつくる
「今日1日、指をしゃぶらなかったね!」とほめてあげること。
カレンダーにシールを貼るなど、目に見える達成感も効果的です。
昔は「辛子を塗る」などの方法もありましたが、
今は「苦味のあるマニキュア」など、穏やかで安全なグッズもあります。
無理せず、子どものペースでOKです。
3️⃣ 定期的に歯科チェックを
歯並びや顎の発達を確認するには、定期検診がいちばん確実です。
3歳を過ぎたら、お口の成長チェックを習慣にしましょう。
👉 お子さまの歯を一緒に見守る[定期検診ページ]はこちら。
👩👧 お母さんの笑顔が、いちばんの薬
指しゃぶりを卒業するのは、**「やめさせる」ではなく「安心してやめられる」**こと。
お母さんが焦らず見守ることで、子どもは自然に次の成長段階へ進みます。
不安になった時は、私たち歯科医にご相談ください。
お子さんの笑顔と、お母さんの安心を守るのが、私たちの仕事です。
📍まとめ
3歳までは自然な発達行動
4歳を過ぎたら歯並びチェックを
叱らず、安心感を与えるサポートを
定期検診で早めのフォロー
🦷 医療法人ユナイテッドうえはら歯科
「お口の健康から全身の健康を創造する」
お子さまの健やかな笑顔を、スタッフ全員でサポートしています。
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