インフォームドコンセントからのインフォームドチョイス 歯の欠損の治療方法(ブリッジ、義歯、インプラント) | 呉市の歯医者さんなら うえはら歯科呉総合歯科矯正歯科~ママとこどものはいしゃさん併設~
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インフォームドコンセントからのインフォームドチョイス 歯の欠損の治療方法(ブリッジ、義歯、インプラント) 

みなさんこんにちは。お口の健康から全身の健康を創造する医療法人ユナイテッドうえはら歯科の上原亮です

本日は27年前に当院で下顎に5本インプラント治療をされた方の上顎の別の歯の治療についてお話しします

 

 

27年前って私は33歳

開業して2年目

 

若かったなぁ

 

当然時間は全員に平等ですから当時の患者さまも27歳お年を召されます 

当時50歳の患者さまは77歳ですね

その方のインプラントはおかげさまで5本とも27年間機能していますが
別の歯が破折してしまい抜歯が必要になってしまいました

つまり、垂直性歯根破折(縦に割れる)という病名で抜歯という治療方法です

 

その後歯がなくなるので病名は欠損になります

 

欠損には3つの治療方法があります

 

左上の犬歯が抜歯適応

 

①欠損という病名に対してブリッジという治療法を選択した場合

白○をしている支台で白×のところがポンティック

とよばれるみせかけの歯になります

 

②欠損という病名に対して義歯(入歯)という治療法を選択した場合

赤〇の部分に取り外しの義歯になります

 

③インプラントは固定式で赤〇部分のみで取り外ししない固定式の治療法です

 

この患者さまは27年間で変化したご自身の身体の状態
せっかく機能している今のブリッジを全部は壊して外してやり替えるリスク

それを考えて1本義歯を選択されました

たちまち保険の義歯をいれますが
金属のバネのない目立たない義歯を検討したいとおっしゃってました

 

このように診断のあと状況を説明して患者さまの同意の下医師が治療方法を決定するのがインフォームドコンセントで
さらに患者さまが治療法を選択するのがインフォームドチョイスになります

 

歯科医療は医科よりもインフォームドチョイスする場面が多いですね

 

うえはら歯科では28年前の開業当初よりインフォームドチョイスを必ず行ってきました

 

でも患者さまから「先生どっちがええ?決めてーや」

と言われたら「ぼくならこっちかな?」

 

ってやりますね

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